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コラム

COLUMN

2023.03.28
簡易メンテナンス

建具調整(ウォールキャビネット・収納扉編)


前回の記事より引戸・網戸調整に付いて書かせて頂きました。
今回は、ウォールキャビネット・収納扉の調整について書かせて頂きます。
(前回記事はこちら▶建具調整(引戸・網戸編))

1.ウォールキャビネットとは

 

キッチンの吊戸棚になります。
システムキッチンの場合に設置されているお家も多いかと思われます。
ウォールキャビネットですが、扉タイプの場合は高い位置に付いている為、しっかり閉まる状態で使用をして下さい。
耐震ロックが付いている物は、地震が発生した時に中に入っている食器や食品などの荷物が落下する事を防ぐ為に扉が開かないようになります。
これが、扉同士で当たってしまう事で、閉まりきらず本来の役割が果たせません。
それが原因で地震が発生した時にキッチンに居た場合に頭上から食器等が落下してきて怪我に繋がる為、しっかり閉まる状態にする事が重要になります。

 

 

2.ウォールキャビネット調整

 

左右・前後・上下の調整が出来る物が多く、開閉の不具合が出た場合に調整が可能となります。
この調整板が上下に設置されている為、扉が互いに当たる場合は、左右調整で改善が出来ます。
また天井部分や高さが段違いなった場合には、上下の調整で揃えることが可能です。
閉めた状態での面で段差になる場合は前後の調整で改善が出来ます。

※上下・左右・前後の見方は、扉を閉めた状態で動かしたい方向になります

詳しくは下記動画でご確認下さい。

※後はビス頭を潰さない様に調整をお願い致します。

 

2-1.左右調整

2-2.前後調整

2-3.上下調整

3.収納扉調整

 

階段下等に設置されている片開き・両開き扉の調整もキャビネット調整と同じ方法で可能な場合が有ります。

このタイプの調整板を見てみると…

少し形は違いますが、調整方法や作りは同じになります。
ビスの位置が若干違う為、見比べて見たいと思います。

 

構造・調整方法は、ほぼ同じになります。
特に、階段下に設置されている扉は、床に擦ってしまう・扉が上枠に当たってしまう場合も多い為、上下の調整を行うだけで快適に使用が可能となります。

ただ調整が出来る分、使用に当たって緩んでしまったりする場合もある為、調整が出来ない蝶番タイプも多くあります。
ご自宅で使用しているタイプを確認して置くだけでいざという時に直ぐに対応が出来ますので、この記事を見た後に是非ご確認を!