7月は、イエシロアリのハネアリ群飛の時期です。
イエシロアリは、世界のシロアリの中でも最も加害の激しい種類で、建造物や生立木に大害を与えています。
本日は、そんなイエシロアリの被害事例のご紹介です。
木造2階建てアパートの事例です。
1階の床下には蟻道は無く、蟻害もわずかでシロアリの生息はありませんでした。
2階の住人の方から『ハネアリが出た!』との連絡があり畳もブカブカしているとのことだったので
畳を見てみると...
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シロアリがたくさん!!
2階の畳の上に構築された蟻土です。
おそらくここの下に巣があるのでは??と畳をめくったところ
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畳を上げると蟻土がびっしり。明らかに怪しい!!
コンクリートパネルを丸ノコでカットし、めくると...
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通常床組みのがらんとした空間になっているはずが、イエシロアリの巣がでてきました。
梁、柱もボロボロの状態です
巣をばらしてみるとイエシロアリの女王が出てきました!
イエシロアリの女王とは?
※虫が苦手の方のために小さめの画像でご紹介しています。
イエシロアリは、湿った木材を好むが水を運んで乾いた木にも食害します。被害は床下のみならず建物全体に及び、地下に大きな巣を作ることが特徴です。1つの巣に生息するイエシロアリの数は最高100万匹に達する場合もあると言われています。
活動範囲は九州・四国と主に関東以西の太平洋岸地域と言われていますが、温暖化の影響もあり、徐々に北上してきています。
床下の定期点検を行っていれば、ここまで被害が拡大するまえに予防・処置をすることができます。
「そういえば、床下の点検、シロアリ消毒をした記憶が無いな。。。」
と言う方は、ぜひ一度、床下の点検をお受けください。
アイジーコンサルティングでも無料で床下点検を実施しています。お気軽にお問合せくださいませ。
フリーダイヤル 0120-37-6451