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コラム

COLUMN

2022.11.25
耐震

災害対策 備蓄編”水”


これまで何度かに分けて住宅の耐震性のチェックや対処法をお伝えしてきました。
地震災害時に自宅の安全性を高めることは、防災上の基本でもあります。
それは、地震が起きた際に建物が倒れない=下敷きにならない事が大前提になるからです。
これは津波が想定される地域でも同じで、津波から逃げる為にも建物は安全でなければ逃げることすらままなりません。

かと言って、住宅さえ無事であれば大丈夫なのか?

そうもいかないのが現状です。

9月末の静岡での大雨災害時、私も住んでいる清水区では大規模な断水が起こりました。
飲み水は備蓄や売っている飲料水、給水車から得る事ができましたが、それ以外にトイレやお風呂、手やちょっとしたものを洗う水も必要…正直、大変でした。
私も防災士で基本的な知識と備えの重要性は知っていましたがその重要さを痛感しました。
これから災害のためにできる日頃の備えの例をご紹介しようと思います。

今回は水について解説していきます。

1 必要な備蓄量

 

地震災害の場合、発生後3日間は生存者の救出を優先する為、配給や給水などの公共支援はほぼ見込めません。また災害規模によっては救援体制が確立するまで時間がかかるケースも考慮した場合、1週間は自助努力で乗り切る必要があるとも言われています。

必要な備蓄量は色々なソースで「一人頭3ℓ」と言われています。
3ℓ×人数×日数 4人家族でも3日で36ℓ、1週間で84ℓと結構な量です。
一人3ℓと聞くと「そんな飲まない、多いのでは?」と思う方もいると思います。
この数値は調理の際に茹でたり洗ったりする水など衛生上必要な水も含んでいる為です。
災害時「足りない」ものを補充するのは大変です。
多いと思うくらい余裕を持って備蓄する事が肝要と言われています。

また、上記には生活用水は含んでいません。
トイレなどの生活用水についても少なからず準備しておく事も重要と言えます。

水 ストック

 

2 備蓄方法

 

1で述べた通りの量をまともにペットボトルなどで全部を備蓄するには保管場所や管理方法など難しく思われます。しかし、日頃の日常生活に「備蓄」となる習慣を取り入れると少し軽減されます。

その一つが「買い置き」

長期保存できるペットボトル以外に日常生活でよく飲む飲料などをいつもより多めに買い置きして消費期限の短い方から消費していく事で常にある一定の備蓄ができます。

他にもウォーターサーバーを導入したり、置き場所にレンタルスペースを利用するなど工夫していく事で少しでも量を確保する事出来ます。

風呂桶の水はなるべく溜めた状態で置く事も生活用水確保に良い対策とされています(一般的な浴槽で約150ℓ〜200ℓ)。しかし、日頃の掃除や湿気などに問題が出るケースもあるので生活サイクルに合わせて行うと良いと思います。

 

3 節水対策

 

住宅設備の中でも電気温水器やエコキュートなどの設備では、停電でも取扱説明書を見て操作を行えば給湯用タンクから水を取り出す事が可能なので非常用タンクとして利用できます。また雨樋に取り付ける「雨水タンク」を設置して日頃はお庭の手入れなどに使っているお宅もあります。

またトイレも、昔ながらのもので1回あたり約13ℓの水が必要と言われますが、現在では節水タイプのもので約4.5ℓまで節水がされています。

いつも使っている住宅設備の交換も見方によっては災害時に役立つ節水対策となります。

雨水タンク


4 まとめ

 

いつも災害に「万全に備える」となると大変な作業です。諦めてしまう方も多いのではと思います。

家具固定でも「絶対に倒れない」ようにするには大変に思えてしまいますが、「倒れる時間を遅くする」よう考えると意外に難しくない様に思えてきます。

重く考えてしまい諦めてしまうより、考え方を変えて少しでも着手する事が重要です。

「日常的に備える」 常日頃から少しづつ考えていくと少し楽に備えることができると思います。