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水廻りリフォームの方法
1.水廻りとは
住宅において水廻りとは、主にキッチン、洗面所、浴室、トイレなどの水を使用する場所を指します。こういった毎日使用する生活には欠かすことのできない箇所でひとたびトラブルが起こると、暮らしに大きな支障をきたしてしまいます。
逆にこれらの箇所が少しでも使いやすくなると、非常に快適に過ごせるようにもなります。
2.水廻りのトラブル回避
水廻りのトラブル回避には、まずそれら設備の仕組みや耐用年数を把握しておくことが重要です。それを把握しておけば、そのタイミングに合わせた修繕計画ができる為、トラブルを未然に防ぐことができます。
例えば水栓では、使用頻度で多少の差はありますが、およそ10年前後で内部のゴムパッキンが劣化し取り換えが必要となります。給湯器も、10年経過してくると内部の基盤が壊れやすくなります。
このような耐用年数がある程度わかっているものはそれに合わせて計画をすることができますが、配管類などは普段は確認しにくい箇所を通っており、水漏れトラブルに気が付きにくいものです。
それに対しては、床下の定期的な点検や水道料金が普段よりも高くなっていないかなどの確認が重要です。
トラブルが起こってからでは、暮らしに支障をきたすばかりか必要以上に損害が広がり余計な出費となることもあります。トラブルが発生する前に対処していくことが良いでしょう。
3.快適に過ごすために
水廻りは毎日使用しその頻度も高い箇所ですので、ほんの少し使いやすくなるだけでも快適さに大きな差が出ます。
掃除のしやすさや収納の位置と容量、また、小物や柄などちょっとした工夫で雰囲気を自分好みに変えてみることでも変わります。
また、キッチンの天板の高さ、浴槽の深さ、便座の高さなど、自分の体にあった設備を選ぶことも重要です。そういったことは、カタログなどで見たり数字を確認するだけでは実際の使用感はわからないものです。これらは設備メーカーのショールームで実際に体感することができます。設備はある程度金額もかかりますし長く使用するものですので、設置してから後悔のないように、選ぶ際には事前に体感しておくことが良いでしょう。
水廻りのリフォームや新設をお考えの際は、設備メーカーのホームページで水廻り箇所ごとのコーディネートが紹介されていますので、快適な暮らしのイメージを膨らませていく参考になると思います。
4.まとめ
水廻りは暮らしの基本となる箇所です。トラブルなくより快適な水廻りとすることが、より豊かな暮らしにつながります。